資格を取得し専門看護師になるメリットとは

専門看護師のトビラ

看護師として幅広く活躍したいなら専門看護師がおすすめ!

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専門看護師として働くメリット

専門看護師として働くメリット

看護師として幅広く活動したいと考えているなら専門看護師が最適ですが、そもそも専門看護師として働くことによってどのようなメリットが得られるのでしょうか。


待遇面について

専門看護師の資格を取得することでキャリアアップにはつながりますが、待遇面にはどのような影響があるのでしょうか。気になるのは給与です。一般企業では資格を取得するとその分手当がつきますが、看護師の場合は必ずしもそうとは限りません。日本看護協会の調査によると専門看護師の資格手当をつけている病院は全体の2~3割ほどでした。資格を取得する前とそれほど大きく変わらないところの方が圧倒的に多いのです。中には全体のマネジメント能力や専門性を高く評価して昇進や昇給アップの目安にしているところもあります。その場合は手当として加算されるわけではありませんが、昇進すれば給与もアップするため年収アップが見込めるでしょう。
毎月の手当として支給しているところでは平均1万円前後の金額が設定されているようです。専門看護師になったからといって特別な手当や昇給はないと思っていた方がよいでしょう。

仕事内容と働き方について

専門看護師の活躍の場は病院や大学などの教育現場、訪問看護ステーションなど多岐に渡っていますがメインはやはり病院です。それも病床数が400以上の規模の大きな病院に勤務していることが多いようです。専門性を活かして幅広い業務に携わっています。
専門看護師が配属されるのは主に病棟や管理部門、外来です。メインとなる部署に配属しながらも専門性を活かして複数の現場で実践や調整、教育などを行います。近年人数が増えている在宅看護専門看護師やがん看護専門看護師は訪問看護ステーションなどで多く活躍しています。
看護師といえば日勤・夜勤の交代勤務が一般的です。しかし、専門看護師は現場で高い水準の看護を実践し、医師や患者、家族などさまざまな立場の人たちをつなぐコーディネーターとしての役割も担っているため、日勤の時間帯をメインに活動していることが多く、夜勤がない場合もあります。また、さまざまな立場の人たちと接することで人脈も広がります。医師や患者だけでなく地域の介護・福祉関係者やリハビリスタッフなど他職種の人たちと連携しながら仕事を進めていくことに大きな魅力を感じます。
人脈の広がりは「縦」のつながりだけではありません。専門分野の看護に関する研究会やセミナーに呼ばれる機会も多いため、看護師の「横」のつながりも築くことができます。
専門看護師は取得するまでは時間もかかり大変ですが、より質の高い看護を提供することができ、教育や研究を通して看護業界に貢献できるといった大きなやりがいも感じられる魅力的な仕事です。

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